『現象学年報』投稿規定
① 投稿資格
以下の条件のすべてを満たしていること
・投稿日現在に日本現象学会の会員である。
・投稿日現在に前年度までの会費を滞納していない。
・投稿原稿が未発表である(他の雑誌等などから公刊されておらず、公刊の予定もない)。
・投稿原稿が投稿日現在に他の雑誌等に投稿済(査読中)ではない。
・過去に『現象学年報』に投稿した論文と同一内容ではない(ただし、「修正のため再投稿」と判定された論文の期限内の再投稿を除く)。
・投稿日の年度に発行された『現象学年報』に投稿者本人の一般研究論文が採用されていない。
*日英独仏語以外の言語で発表された論文については、特例として未発表論文扱いで投稿を受け付ける場合もある(ただし、投稿前に編集委員会に申請し承認を得る必要がある)。
** 投稿予定の論文が未発表か発表済かの判断が難しい場合(たとえば、学会で参加者に配られた冊子に印刷された原稿を投稿する場合)は、投稿前に事務局のメールアドレスまで問い合わせること。
② 執筆要領
(1)使用言語:日本語、英語、ドイツ語、フランス語のいずれかとする。
(2)字数制限:文献表と注を含めて10000字以上20000字以内(日本語の場合)、もしくは、文献表と注を含めて5000語以上10000語以内(その他の言語の場合)。
(3)投稿者の母語ではない言語で書かれた論文については、ネイティヴチェックをあらかじめ受けたうえで投稿すること(証明書などの提出は不要)。なお、当該論文が採用された場合、最終版原稿についてネイティヴチェックを受け、証明書を提出することが求められる。
(4)投稿論文原稿は、以下の注意点を踏まえて匿名化すること。
・投稿論文には投稿者の氏名と所属を記載しない。
・投稿者自身が執筆した文献についても、その他の文献と同じようなしかたで引用・参照する(「拙著」、「拙論」、「この点については〇〇で論じた」などの、当該文献が投稿者によるものであることを示すような表現を使わない)。
・謝辞を記載しない(謝辞は採用確定後の提出原稿に記載する)。
・論文の性質上投稿者の素性がわかるような例を使用せざるをえない場合には、事前に事務局のメールアドレスまで問い合わせること。
③ 投稿論文の提出について
(1)当該年度の研究大会終了後の一定期間に受け付ける(例年通りのスケジュールでは、11月末から12月初旬が受付期間となる)。
(2)ウェブ上のフォームで以下を提出すること。
・投稿論文のファイル(docx/doc/rtfのいずれかの形式)
・上記のファイルを投稿者の環境でPDFに出力したファイル
・投稿者調書(フォーム上で入力)
④ 再投稿論文提出について
(1)編集委員会に指定された期日のあいだに受け付ける。
(2)ウェブ上のフォームで以下を提出すること。
・改稿した論文のファイル(docx/doc/rtfのいずれかの形式)
・査読者への応答(改稿箇所と改稿の狙いなどを査読者に説明する文書。任意提出。様式は自由だが、どの査読者への応答であるのかをわかりやすくすること)
⑤ 投稿論文の体裁について
(1)A4の用紙設定で横書きレイアウトを使用する。
(2)日本語フォントはMS明朝または游明朝を、欧文フォントはTimes New Romanを使用する。フォントサイズは本文11ポイント以上、注10ポイント以上とする。
(3)タイトルのあとに本文という順番が守られており、体裁を含め可読性に関する配慮がなされているならば、上記以外の形式は自由とする。ただし、以下の点に留意すること。
・文献参照の方式は自由だが、一貫させること。
・特別な理由がないかぎり、ibid., op. cit., ebd., a.a.O.などの略号やページ参照の際のff.を用いないことを推奨する。
・本文のフォントのポイント数は11 以上、注のフォントのポイント数は10 以上とする。
(4)MS Wordの脚注機能を使っても構わない(ただしその場合、総字数/語数を「注をふくめて」カウントし忘れないように気をつけること)。
以上の規定への違反(投稿者調書への虚偽の申告も含む)が見られた場合、投稿論文が審査を経ずに不採用となったり、採用が取り消されたりする場合がある。
⑥ その他の注意事項
(1)投稿論文が採用された場合、最終版原稿には300語程度の欧文要旨(ネイティヴチェック済み、要証明書)を添えることが求められる(投稿時には欧文要旨は不要)。